宮沢賢治の銅像 2006.9.21

羅須地人協会
宮沢賢治銅像1
宮沢賢治銅像アップ

ベートーベン
      ベートーベン

宮沢賢治生誕110年を記念して、賢治の命日にあたる9月21日に花巻農学校内にある羅須地人協会敷地内に「宮沢賢治の銅像」が建立されました。

銅像を制作したのは、日展理事長で彫刻家の橋本堅太郎さんで、賢治の銅像は全国で初めて。詩碑や歌碑は県内をはじめ、全国にも点在していますが銅像が今まで無かったのは、 「権威を嫌う賢治の精神に反する」と遺族がこれまで難色を示していたため。
しかし、 今年、花巻農学校が創立100周年を迎えることから、関係者が数年前から遺族と交渉し了解を得たもの。

銅像のモデルは、田んぼの中で佇むあの有名な写真です。賢治が好きだったベートーベンを真似たポーズだとされています。モデルになった写真は大正15年(1926)の早春に撮った写真で、花巻農学校を退職する直前のもの。賢治が退職間際に 「ベートーベン百年祭」レコード・コンサートを開催していますから時期的にもマッチしていますよね。

今まで写真上での平面的な賢治さんしか見たことが無かったので、初めて横顔をしげしげと拝見させていただきました。当然、よくできている銅像に間違いないのですが、実物の賢治さんより少し二枚目かな??

また、当日は夕方から花巻市桜町の「雨ニモマケズ」詩碑前(羅須地人協会跡地)にて「賢治祭」が行われ、銅像を制作した橋本堅太郎さんが祝辞を述べられました。

<橋本堅太郎さん>
父親の後を継いで彫刻家になるのはいやだった。父親の「彫刻家になれ」という囁きに負けて彫刻家になってしまった。
私は本来木彫家であり、芸大の4年の頃に木を彫るためには東洋思想を学ばなければならないと思い、秋葉原の電気街の近くの神田寺という仏教復興運動(真理運動)の本部の仏教青年会を覗いてみた。
そこで聞いたのが「 宮沢賢治と法華経の世界」という話だった。それ以来宮沢賢治の世界に段々引き込まれるようになった。

銅像のモデルの写真
銅像のモデルの写真
新しいもの好きの賢治さん。
知り合いの写真屋さんを呼んで当時としては珍しい屋外での撮影。
この写真を何回か作ってもらい友人・知人に配っていたらしいです。今で言うブロマイドですね。

宮沢賢治の銅像4

宮沢賢治の銅像5


宮沢賢治の銅像2


宮沢賢治の銅像3
   


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